プロ視点で見るレイアウト設計

投稿者 : 坂上真美 on

広告やグラフィックは、情報を伝えるツールです。

的確に情報を伝えるためには

分かりやすいレイアウトや配置が不可欠です。

分かりやすいレイアウトはどのような種類があるのでしょうか。

基本的な規則性やルールをご紹介します。

 

目次
1 シンメトリーレイアウトの活用法
2 グリッドレイアウトで効率化
3 Z型レイアウトの情報整理
4  まとめ

  

1 シンメトリーレイアウトの活用法

 

シンメトリーレイアウトとは、真ん中を軸として

左右対象・上下対象になっているレイアウトを指します。

中央に配置される写真やメッセージに注目することができ、

堂々と安定感のある印象に仕上がります。

強いインパクトを与えたいときや、

分かりやすいデザインが必要な時に活用できるでしょう。

 

2 グリッドレイアウトで効率化

 

広告やデザインするグラフィックのサイズを

縦横等間隔で配置した格子を

目安に利用して配置を構築するレイアウトです。

それぞれの最小単位を時にはいくつも組み合わせて

大小の格子を作りながら全体を構築します。

製作者は客観的にレイアウトや配置が確認できるので、

1人で最初から最後まで制作する時にも、

チーム単位で制作する時にも効率が良いレイアウト法だといわれています。

 

 

3 Z型レイアウトの情報整理

 

横書きの広告やグラフィック、

デザイン制作の時に役立つレイアウトです。

全体を「Z型」に視線が動く設計構築をするためこのように呼ばれています。

デザイン上でメインメッセージを

最上部・左上から右上に配置し、

その後ゆるやかに中央を受けての視線が通りながら

最下部・左下から右下に向かいます。

情報大きさや重要度を「大」、「中」、「小」3サイズに

構築する時に利用できます。

 

4 まとめ

 

今回は代表的で最もポピュラーなレイアウトの種類をご紹介しました。

目的ごとに使い分けらると、

さらに良いデザインが生まれますね。参考にしてみてください。